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2011/06/27

結局Coreってなんだったんだろうか?

1ヶ月前の、DStormによる声明「Coreはなかったことに…」で始まった今回の混乱ですが、遂に先日、NewTekもその事実を認め、Coreとして開発していたテクノロジーは従来のLightWaveに随時組み込んでいく、という方向性が確定しました。

形は変わったものの、
最終的に目指すゴールは変わらず同じなんだとか…

10.0で組み込まれたVPRも、当初は不可能だと思えたけど実際にやってみたら出来たので、他のテクノロジーも旧アーキテクチャーのLightWaveに組み込むことは可能…、といった考えのようですが、この考えだと、結局は今までと同じで「機能は組み込まれてもどこかちぐはぐ(制限がいろいろあって詰めが甘い=イマイチ使えない&似たような機能が散乱)」といったことになるのでは…、と少し不安だったりも。

一応「我々は今後3年間の、強力で新しいロードマップを持ってる」ということですが、結局これって、約2年半前に大風呂敷を広げた「Coreの発表」の時と同じことをまた言ってるだけ(しかも違う意味で前途多難?)のような気もするんですが、本当に大丈夫!?

といっても、
Core単独アプリの廃棄はもう決まってしまったので、
今となっては「これからしっかり頑張れロブ・パワーズ!」としか言いようがないというか

結局Coreってなんだったんでしょう。約2年半前に発表された時点で、既に何年か開発(構想含め)を進めてたという話でしたが、何年もかけて開発したテクノロジーを、またこれから何年もかけて旧母屋に組み込んでいく、しかしうまく行くかどうかはまだ謎(でも出来る!と我々(開発陣)は信じている…的な?)、というのが実際のところな気がするんですが。

強いて言えば、
「従来の継ぎ接ぎバージョンアップがまだ暫く続く=既存ユーザーは乗り換えが楽」
というメリットもあるといえばありますね(^^;)

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2011/06/26

読み直し

というか、細かいストーリーが頭から抜けてる気がしたんで、改めて「武士道シックスティーン」を読み直してみた(笑)

完全に存在を忘れてたけど、香織の同級生「清水ノリオ」が冒頭で普通に出てきてビックリ! その他諸々、セブンティーンに繋がる重要な部分が多々あるんで、内容をしっかり覚えてる間に続けて読んだ方が良さそうですね…。

■「武士道シックスティーン」を購入する(単行本)
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2011/06/23

「武士道セブンティーン」誉田哲也

武士道セブンティーン

映画化や漫画化もされた前作「武士道シックスティーン」ですが、単体で綺麗に完結した印象を持っていたものの、ちゃんと続編となる「武士道セブンティーン」も出てたんですね。

確か著者の誉田さんも続編のことは考えずに武士道シックスティーンを書いたと記憶してるんですが…
ごく普通に翌年には続編が出てたとは全然気がつかず…

ちょっと間があいてしまったけど、個人的にもかなり大好きな作品なので、この機会に続編となる「武士道セブンティーン」も読んでみることにしました。

基本的な構成内容は前作を踏襲していて、各章ごとに「香織」と「早苗」の視点が切り替わりながら展開していくことや、個人的にもかなりツボ度が高い冒頭と結末のシンクロ…からのカタルシスなど、相変わらず(前作にも増して!?)「これはかなり面白い!」と言える内容になってたりします。

にしても冒頭&結末のシンクロ技には今回もまたヤラレタ(笑)
前作同様、
最後は冒頭+昇華された1文っていう組み合わせになってるけど、
これまたほぼ同じ文章なのに意味合いが全然違ってくるという、
ほんと感嘆してもし足りることはないんじゃ…って思うほどの構成力が超ツボ!
読んでる途中で冒頭のことなんかすっかり忘れてしまい…ゴニョゴニョ…、
って流れが加わるんでしてやられた感&カタルシスが倍増するという(笑)

物語としては、ごく普通に前作直後の内容(というか前作終盤の内容をより詳細に描いた感じ)、つまりタイトル通り「17歳になった二人」って感じですが、今回は二人を取り巻く大きな物語の中では「転機」にあたる部分なのかも!? 互いの歩む道が見え始め、両者がまた交わるであろう時(前作の結末の場面になるのかな?)に向けて、いろいろな想いとともに、さぁ、いざ行かん…的な。

そう、つまりこれは、そのまま「武士道エイティーン」へと続くわけですね! これもまた同じように、更なる続編が出ているとは全然知りませんでした(笑) 遅ればせながら、セブンティーンか〜ら〜のエイティーンと、連続で読み耽りたいと思います!

ほとんどの人はもうとっくに読み終わってるとは思うけど、
自分の中ではずっとシックスティーンでとまってたんで、
これからセブンティーン&エイティーンと、
まだ2年分の「香織」と「早苗」の成長を楽しめるというワクワク感が♪
…とポジティブに捉えてみたり(笑)

■「武士道セブンティーン」を購入する(単行本)
■「武士道セブンティーン」を購入する(文庫本)

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2011/06/22

Final Cut Pro X

徐々に新たな情報が出る…なんてことはなく、イキナリ「Final Cut Pro X」が発売されましたね。

それにしても、新バージョンは賛否両論の極地というかなんというか…。当然ながら進化している部分も多々あるようですが、残念なことに以前あった機能がなくなっていたり、操作感が劇的に変化したということもあって、随分混乱がみられるようです。

XMLの書き出しが出来ないとか、
マルチカムの機能がなくなったとか、
旧Verのファイルを開くことが出来ないとか、
FCPというよりiMove Xなんじゃないかとか、
いろいろネガティブなことをいわれちゃってますね(^^;)

FCPXはまだ新しくなって最初のバージョンということもあり、あまり使い勝手の良くない部分や機能が不足している部分などもあるかとは思いますが、そのあたりは今後のバージョンアップで改善されていくと思うし(たぶん)、なにより新しいバージョンが出た時こそ「App Store」の本領発揮という気もするので、もしかするとそういった事情を織り込んだうえでのリリースなのかも!?

と、ポジティブに受け取ってみたり(笑)

新しいFCPXにあわせて「Motion 5」と「Compressor 4」も出ていますが、基本、今回からは全部別売りになるようです。本国アメリカの価格はそれぞれ「$299.99」「$49.99」「$49.99」なんですが…、残念なことに日本での価格は「35,000円」「5,800円」「5,800円」と、現在の為替レートを考えるとかなり割高な価格設定になってたりします。Lionの価格設定は良心的だったので($29.99→2,600円)、今回も相応のレートになることを期待してたのですが、大人の事情なのでしょうか…、この結果には残念としか言いようがないですね。

■Final Cut Pro X
■Motion 5
■Compressor 4

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2011/06/10

写真

最近いろんな写真作品を観るのにハマり中。

やっぱ写真って良いですよねぇ。

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2011/06/07

WWDC 2011 Keynote

日本時間で本日早朝に行われたWWDC。主な発表は「OS X Lion」「iOS 5」「iCloud」の3つでしたが、基本的にデベロッパー向けの発表ということもあってか、インパクトのある目玉機能をガツンっと発表するというよりも、多くの主要機能を時間内でざっと紹介するという、ある種ちょっと忙しい(情報を追いかけるのが大変な?)基調講演になってましたね。

なので細かい部分でまだよくわからない機能や試用も多々!?

とりあえず、OS X Lionは7月、iOS5とiCloudは秋に登場予定ということなので、それまでに少しずつ色々な情報が出てくるとは思いますが、アップルのサイトでは早速昨日の基調講演のストリーミングビデオが公開されているので、まずはこちらをチェックするというのが一番手っ取り早そうです。

基調講演は約2時間あるのでまた時間がある時にでも

■Apple Special Event June 2011
■OS X Lion
■iOS 5
■iCloud

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2011/06/06

今年のWBCチャンピオンはエル・サルバドル代表のアレハンドロ・メンデス!

コロンビアのボゴタで行われた今年のWBCですが、地理的に近い中米国で同じスペイン語圏のエル・サルバドルが優勝したということで、大会自体は大いに盛り上がったのではないでしょうか?

コロンビア代表も準決勝までは残ってたってのもあるし

コーヒーという物の性質を考えると、先進国や大国ばかりが勝つというのも何か複雑な心境になるので、例え小国でも世界と戦えるというところを示したあたり、かなり意味深い結果なのかもしれませんね。

世界大会といっても、
実際はは各国の実力差がかなりあるというのが現状なので、
やっぱり環境、情報、流通が整っている先進国の方がやや有利なのかなぁ、
と思ったりも…

で、気になる日本代表の鈴木さんですが、見事決勝進出は果たしたものの、結果はやや悔しさの残る「5位」でした。過去の日本代表の結果を考えると、史上3番目に良い結果なのでむしろ大健闘だとも言えますが、きっと目指している部分はもっと上(当然チャンピオン!)だと思うし、なにより準決勝の結果は堂々の2位だったので(669という高得点!)、観てる側からしてもちょっぴり残念というか、悔しい気分だったりも。

ちなみに過去の日本人の成績は以下の通り
2002 横山千尋  09位
2003 門脇洋之  07位
2004 横山千尋  10位
2005 門脇洋之  02位←男性最高成績
2006 竹元俊一  10位
2007 宮前みゆき 04位←女性最高成績
2008 竹元俊一  13位
2009 岡田章宏  10位
2010 中原見英  20位
2011 鈴木樹   05位←今年

にしても、鈴木樹バリスタのシグネチャーは切り口が斬新というか、素直にスゴかったですよね。ワインを飲む人だと結構リアルに想像できると思いますが、「リンゴ酸とクエン酸と酒石酸に甘味を加えたときの味の変化をコーヒーで表現する」といった感じで(たぶん)、異なる種類の酸や果実味として昇華する過程をコーヒーで表現するっていうのは純粋に興味深いですよね…っていうか、言葉だけで聞いてると完全にワインの領域(^^;)

ちなみに決勝の結果は以下の通り
1位 Alejandro Mendez, El Salvador (710.5)
2位 Pete Licata, United States of America (659.5)
3位 Matt Perger, Australia (659)
4位 Javier Garcia, Spain (631.5)
5位 Miki Suzuki, Japan (629.5)
6位 John Gordon, United Kingdom (613.5)

■「World Barista Championship」オフィシャルサイト

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2011/06/05

WBC、日本代表が決勝進出!

日本代表の鈴木バリスタですが、見事6人のみが選ばれる決勝ラウンドにコマを進めることになりました!

準決勝進出時は中盤まで名前を呼ばれなかったのでちょっとドキドキしたけど、
決勝進出者発表時は2番目に呼ばれたので、
その後は安心して発表を見ることができたという(笑)

最近は女性バリスタの躍進が目覚ましい印象だったりするんですが、今回の大会で決勝に残った女性バリスタはなんと日本代表の鈴木樹さんただ一人! これは否が応でも期待は高まりますね!

ちなみに、
過去日本人最高の成績を収めたのは、
カフェロッソでお馴染みの門脇さんで第2位

■2011 WBC (Livestream)

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2011/06/03

2011 World Barista Championship

遂に今年のWBCが開幕しましたね〜♪ 今年の開催地はコロンビアのボゴタ。早速今日(現地時間で6月2日)から競技が始まってますが、タイムスケジュールを見ると日本代表の鈴木樹さんが登場するのは初日の一番最後…ということで、時差的に考えてリアルタイムでチェックするのは結構しんどそうですね(^^;)

■2011 WBC (Livestream)
■スケジュール

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